ひとりごと

人間味

 10月になりました。

 先週の土日は台風が去って適度に涼しくてすごく良い天気でした。今週は暑すぎますね。


 先週途中まで書きかけで、書き終わらなかったので更新しなかったんですが話題が溜まりすぎてやっぱり先週の土日にちゃんと終わらせればよかった……と後悔しています。

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 『キングオブコント2021』TVerで観ました。

 ネタも審査員も完璧……。好みの差はあったものの全然笑えないネタはなかったのでレベルの高い大会だったと思うし、審査の点数もコメントも的確。特に飯塚さんの「このネタの何が斬新なのか」を一瞬で言語化する能力が高すぎる。

 大会がここ2~3年で失った信頼を取り戻した感じがしますし、ここ数年のM-1というお手本と、それを目指そうとして破綻したR-1という反面教師がいたおかげで、良い感じに昇華されたようにも。

 ネタは優勝した空気階段の1本目が一番好きでしたが、決勝行けなかった中ではそいつどいつが良かったです。パックで遊ぶだけのネタかと思ったら不穏な展開に持ち込まれるところ、普通に先が読めない展開で引き込まれました。でも、だからこそオチが予想を超えてこなかったのも確かにという感じで、飯塚さんのコメントが腑に落ちすぎたので違和感もないです。

 逆に個人的にハマらなかったのはジェラードンとニューヨーク。今回の大会、特に決勝に残った3組のファーストラウンドが顕著でしたが、「変な人を馬鹿にしない」「異質な人を異質なままに認める」という価値観のアップデートが図られている傾向にあって、この2組は「現実にいてもおかしくないラインの変な人を馬鹿にする」ネタだったのでちょっと古く感じてしまいました。

 ただ、逆に去年までの審査員だったらこういう傾向のネタが評価されていた可能性もあるので、大会としては結果論的でアンフェアな感じはなくもないですがw


 一方でこういうアップデート的な話で考えなきゃいけないのは、あれって別に多様性を認めるみたいな話ではないんですよね。

 ザ・マミィの「変なおじさんと普通に会話する若者」のネタって、本当に異質な他者を当たり前のように受け入れられている社会だとしたら笑えるポイント1つもないはずで。「ああいうおじさんには話しかけちゃいけない」という大前提が共有されているからこそ、その裏切りで笑ってる。

 そして、芸人の方がそういうネタを増やしているのも、別に価値観のアップデートとかではなく、単純にそういう笑いがウケなくなったことへの対応というマーケティングの成果でしかないと思うんですけど、

 だからそこを大きく褒めすぎるのも違うんだろうなと思いつつ、とはいえああいうステレオタイプに対して正面から傷つける表現は笑えない、という世間の空気になっているのは、時代が少しずつ前に進んでいる感じはします。

 そしてその点でも、空気階段は割とそういう価値観の肯定を意識的にやっている感じもして、離婚だったり借金だったりといった本人たちの性質があるからこそ、そこに説得力も生まれているというか。その差が優勝に繋がった気もします。

 本当に、『空気階段の踊り場』も今週の回は聞いたんですけど、かたまりがあの雰囲気で意外と人間味あるのがいいなと。

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 『水曜日のダウンタウン』おぼん・こぼんヒストリー。面白かったー! もうギャラクシー賞内定と言っていいクオリティ。

 1つの事件をきっかけに修復不可能なくらいに関係性が悪化してしまうまでの軌跡。

 元々コンビを組むくらい性格も合うしその1つの事件さえなければ全然うまくやれるはずなのに、というのは、傍から見たらそうなんでしょうけど、やっぱりそう簡単に割り切れない、どうしても許せない一線を越えた相手に対して「それにさえ目を瞑ればやっていけるのに」みたいな話ではないんですよね。それこそ雨上がりもそうだったのだと思いますが。

 何らかのキッカケで拗れた関係って、ぬるっとなかったことにして元には戻れないというか。それに対して謝ったところで表面的なものにしか見えなくて、本音の部分、本性の部分は落ち着いた時の謝罪ではなくて、気を遣っていない、ヒートアップした時の攻撃性にあるのではないかという気持ちを消せない。

 何でしょうね。それも本当は違うというか、例えば芸能人の失言とかもそうですけど、普通に生きてきたことの積み重ねが1回の失敗で吹き飛ぶのは正しくないと思うんですけど、でもやっぱりそういう失言って本当に思っていないと出てこないだろうというのもわかるし。

 そういう部分で失った信頼をどう取り戻すかって、許す側がどこで折り合いをつけるかになってくるし、でもそれは当事者にはどうしようもない。そのお膳立てをするのって今回の番組スタッフだったり結婚する娘だったり、やっぱり第三者が必要なんだろうなという……。

 それこそうちの両親もどこかのタイミングで適切に第三者が入れば修復できた可能性もなくはなかったんだろうなと思うんですよ。本当に全く性格が合わなかったら結婚してないはずだし。もう既にそういう段階ではないんですけど。

 なんか夫婦にしろ恋人にしろ友人にしろあらゆる人間関係がそういう感じなんだろうなという……。親戚ですらあるかもしれませんが、何かが起きた人たちが絶縁するのではなく、たまたまそういう致命的な何かが起きなかった人たちだけが関係性を維持し続けているというか……。いろいろ気をつけようと思いました。

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 Aマッソの結婚のニュースも。さらばとの絡みで爆笑しましたが、それ以上に思うのは意外と結婚って隠し通せるものだなーという。有吉×夏目さんの交際のニュースでも思いましたが。

 友達の苗字が実は変わってたとしても言われなければ絶対気づかないというか、人との関係って情報化されているようで信用で成り立ってる部分意外と多いよなという。未成年と関係持っちゃう芸能人とかもそうだし。

 これも以前から思ってることなので前にも書いたような気もするんですが、たとえば一緒に住んでる家族の誰かであっても、急にある日帰ってこなくなったとして、携帯番号変えられたらもう一生会えなくてもおかしくないよなという。もちろん警察とかが頑張って見つけたりとか、いろいろハードルはあると思うんですけど。成人してたらそういうのも関係ないですしね。


 それと同じ文脈で相手が実は浮気してたり既婚者だったりしても気づきようがないよなーという、シャニマスのいま話題の件とかがその最悪の例ですけど。

 基本的に私はあらゆるアイドルとか芸能人のスキャンダルに対して、犯罪でなければ一切責められる理由はないと思ってるし、今回の件も別に仕事をサボったとかそういう話ではないので、プライベートで何してても別にいいじゃんと思ってしまうんですけど、

 しかし表に出た内容が生々しすぎるのと、アイマスというキャラと声優が実質的に結びついてる状態でこういうことが起きてしまうとキャラのイメージに対する影響が大きすぎるので、怒ってる人の気持ちもわかるしどうするのか難しそうだなと思いました。

 これがアイマスじゃない原作付きアニメの話だったら(それこそLiSAさんの件のように)声優交代で良かった気がするし、逆にVTuberでこういう騒動が出たらキャラごと引退して終わりだと思うんですけど、でもアイマスでこれを理由にキャラごと卒業させるのは意味わからないしそういう形態だと思われてないよなー……という。

 坂道グループとか見てると、やっぱりアイドルである前に人間だから普通に仕事辞めたくなることもあるだろうし常にパブリックな自分を優先して生き続けたくない人はいるだろうし、そこに対して卒業っていう区切りが用意されてるので、ファンも遅かれ早かれそれを前提に見ているわけですけど、

 アイマスとか声優アイドルって暗黙的にそのキャラと声優を一生応援し続けられる、推し続けられると思われている節がありそうで、それがちょっとずつ歪みとして出てくるのかなあという気がしています。

 シャニマスはともかくミリオンライブに関しては始まって8年くらい経ってると思いますけど、ダンスとか歌の練習を全員やらなきゃいけないという意味ではアイドルプロジェクトに近くて、そこに39人メンバーいて8年間誰も卒業してないって異常ですよ。奇跡と言ってもいいかもしれませんが。

 他の仕事もあって完全に縛られてるわけではないとはいえ、そろそろ辞めたいって思ってる人いるんじゃないかなと。それこそコロナ禍が明けたタイミングで、気持ちを戻せるかどうか……というのはたぶん声優に限らずアイドル全般的に起きる動きかもしれませんが。坂道で言えばオンラインのミーグリから過酷な個別握手会に戻った時に耐えられるかどうか、みたいな……。

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 M-1の予選動画、たまにオススメに流れてくるので時々観ているのですが、ダウ90000の漫才が最高すぎて衝撃を受けました。

 5人という変則的なスタイルなのに全然飛び道具的ではなくて、漫才コントですらない会話の連続で、間違いなく漫才として成立している。それでいて5人いるからこその空間の使い方だったり、凄い。もうこのパートだけ何十回も観てます。

 ……一昨年はラランド、去年はシンクロニシティをM-1の予選で発見して好きになったんですが、今年はダウ90000、とにかくアマチュア男女漫才が好きなだけかもしれないです。厳しいとは思いますがどうにか準決勝まで残って敗者復活で注目されてほしいなー。


 で、そういえばダウ90000ってついこの前、佐久間Pがラジオで名前出してたような? と思って調べてみたら、ベースは劇団だそうで。

 YouTubeに上がっているコントの動画をいくつか観て、どんどんハマっていきました。

 こういうウィットに富んだセリフの応酬が面白い会話劇、すごく好きなタイプの笑い。

 ある意味『ハルヒ』『化物語』『青ブタ』みたいなセリフ主体のラノベに近い空気感かもしれません。


 で、佐久間PとM-1と、別々の流れで2回興味を持ったらこれはもう買っちゃって良いかと思って、アーカイブを購入しました。

 で、実際とても面白かったです。別に感動的な展開があるとか練られたストーリーがあるとかではなくて、それこそ上のコントのような空気感そのままで長編の会話劇という感じなのですが、全然舞台が動かないのに90分近くずっと観てられて飽きない。

 じわじわ面白い空間を楽しみたいという方はぜひ買って観てほしいです。2000円と安いので損はしないと思います。10/17まで。


 ……というのが建前の話で、いやまあ実際ダウ90000の配信面白かったしたぶん次回以降の公演も買うかなと思ってるんですけど、

 M-1動画観てからここまで気になった理由として、

 最初のM-1の動画に出てた左から2番目の子の顔が好きなタイプだったという要素を否定できないなという自覚があります。

 道上珠妃さん。好きすぎる。

 たぶん好きな理由はリリスクのhinakoさんと似てるからなんですよね。

 なのでもう完全にこういう系統の顔が好きなんだなーと思いました。わかりやすすぎる。

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 お笑いとアイドルの話だけでそこそこな文字数になったのでこのまま切り上げます。あとはなんだろうな。スペシャルウィークの霜降りが楽しみです。

 時間が経つのがひたすら速い。Surface Pro 8どうしようかなーと思っている間に発売されそうで怖い。あと2週間でTOEIC本番なのもヤバい。冬になると洗濯物が乾かないのも辛い。

 まあでも総合的には楽しみなことの方が多いので、楽しみにしながら生きています。もう本当に、周りの人とか見てると生きてて楽しいことが多いだけでも幸せだよなと思います。