au Pay、パラサイト など
スタバの話。いつもしてますね。
クリームフロートバレンシア、ジンジャーブレッドラテを失ってから、
「レギュラーメニューで毎日飲めるアイスドリンク探し」が人生の命題になっていた私ですが、ようやく安息の地を発見しました。
スターバックスラテ+ショット追加+バニラシロップです。
レギュラーメニューのスターバックスラテ、個人的にはあんまり好きじゃないのですが、苦みと甘さを足すことで良い感じになりました。
あとは「チャイティーラテに2ショット追加とライトシロップ」も割と良かったです。もはやチャイティーラテである必要性を感じないですが……。
あ、バレンタイン限定のフラペチーノはどれもおいしかったです。プラリネが一番好きでした。
ただ、ミルクティーフラペチーノとか期間限定で出す前に、普通のアイスミルクティーを置いてくれませんか、とは言いたい。
なんでブレックファストティーラテとかはホット限定でアイスはチャイティーラテしか選べないのか。
シンプルなアイスロイヤルミルクティーがないカフェ、スタバ以外に聞いたことがない。アイスティーにコンディメントバーでミルク足すのも何か違うし……。
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コロナウイルスが流行っています。
毎日ゴリゴリの満員電車で通勤しているので戦々恐々としていますが、だからといって休めないですよねー。
大雪とか台風とかだったらわかりますけど、1週間とかの単位で効かないどころか今後状況悪くなる一方なのに、ここで有給休暇使うわけがない……。自分が体調崩したら別ですが。
大流行したらさすがに会社自体がリモートワークになると思うので、それまでの間にかからなければいいなあ、あと周りの人もかからなければいいなあと、特にできることもないので祈ってます。もちろん流行しないならしないに越したことはないですが。
でも、改めて、都内の電車……東西線とか総武線とか山手線とか、あの混雑率のままで何年も毎日運行してるのは何らかの形で法的に罰を受けるべきだったんじゃないかと思うんですよね。
今回のコロナの対策として今からできることは特にないと思いますけど、そうじゃなくて、混雑率200%近いんだったら本数2倍にしなきゃダメだし、そのために運賃上げてでも工事とか投資とかしなきゃダメだったんじゃないの、っていう。ライブとかイベントで一時的にああなるならまだしも、あれが日常の光景になっていて見慣れてしまっているのが異常。病気とか関係なく。
こういう異常なことを1つ1つ取り上げて行ったらキリがないので全部ひとまとめに流れていってしまうことも含めてどんどん暗い気持ちになっていきますね。インターネット、情報が多すぎることでいろんなエネルギーが分散してしまって逆に何一つ変えられない世界になっているような気がしてならない。
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『パラサイト』観ました。話題の。アカデミー賞取った直後に。
元々観るつもり全くなかったし、人に誘われなかったらたぶん観てないし興味を持つこともなかったと思いますが、だからこそ前情報も完全にゼロの状態で観ることができました。ほんとにどんな映画なのか1ミリも知らなかった。
で……ネタバレ嫌な方は読み飛ばしてくださいね。
テーマとして格差社会、階級の固定化みたいなものがあって、それが各国で起きているからこそこの映画が世界的にヒットしたのだと思いますが、
選択の自由とか人生の可能性とか、または「努力したら報われる」みたいなことが、そもそも一定以上のお金があることを前提に成り立っているのに、それらが自己責任のように語られてしまう。
別に成功した人たちが頑張ってないとか努力してないとかそういうことではなくて、まして悪意があって意識的に弱者を痛めつけようとしているわけでもなくて、だからこそたちが悪い。
パラサイトで家族が行ったことってある種の「飛び道具的な階級変更」だと思うんですが、それが成功してしまうということは能力的に劣っているわけではなくて別のところに起因して階層が分けられているんですよね。あの家族はある意味で全員めちゃくちゃ仕事ができる優秀な人たちであったわけで、問題はその能力が正しく評価される環境がないことにある。
でもそれって例えば「学歴と実際に仕事は関係ないのだから大企業は高卒も中卒もちゃんと採るべき」みたいな話もそうなんですけど、「現実には企業側がわざわざ積極的にそのリスクを取るインセンティブがない」という、別に言うのは自由だけど言うだけでは変わらないシステムなので根深いなあと思います。
私自身、エンジニアとしては理系の大学とか全く出てなくて、たまたま親の知り合いが始めたベンチャー企業に入ってそこから今の会社に中途採用されるという、完全に飛び道具的なやり方で就職してるわけで、
もし何かが違っていたら……いや、別に結果論であって自分で言うことでもないですけど、「エンジニアとして普通の新卒よりも仕事ができるポテンシャルがあっても文系卒だから採用されない」みたいなことは全然あり得たし、今の会社にそういう判断で落とされてても文句は言えない肩書ではあったはずで。それって別に運が良かっただけだし、運が良かったことを理由に今の社会システムを肯定する気にはなかなかなれないなあと思います。
で、もう1つ言うと、そういう階級変更って必ず誰かの居場所を奪って果たされるんですよね。これはもうどうしようもないことではあるのでしょうが。
主人公家族が仕事を手に入れるたびに元いた人たちを追い出していく。でも、自分(または家族)と他人の幸せを天秤にかけて自分の幸せを取りに行くその行為を肯定してしまうと、結局大きな枠組みとしての格差社会の肯定にもなってしまう。個人としてそれを責められないからこそ政治がちゃんとやらなきゃいけないんでしょうけど、まあ……。
というのが映画のテーマに関連して考えたことで、じゃあ映画自体はどうだったかというともう怖すぎて観るのが辛かったです。
自分の一番苦手なタイプの映画。たぶんテレビとかNetflixで観始めたら5分で消してる。別に観なければ良かったとまでは思いませんが……。グロとホラーがほんとに苦手なのでしんどかったです。
R-15であることすら全く知らずに観た私も悪いのですが、ああいう展開があることを知らせてしまうこと自体がネタバレになってしまう作品だと「嫌なら見るな」が通じないという、ある意味でゾーニングの限界を感じますね。
あと、こういう映画を観るとやっぱり実在する社会問題を下地にエンターテインメントにしてしまうことの功罪を考えてしまいました。
結局あの映画って、出発点として(おそらく)韓国で普通に存在する貧困層のリアルを描いているはずなのに、終盤にかけて衝撃的な展開が続いていく、それは確かに映画としては正しいのだけど、
結果的にストーリー全体をあり得ないこと、観客に対して「自分が今生きている世界とは関係のない話」として処理させてしまう効果を持ってしまうのではないかと。そう受け取る人が少なければ問題ないのかもしれませんが。
『シンゴジラ』を観た時も似たようなことを思って、あれも3.11のモチーフを織り込みながら最終的に都合の良い結末に結びつけてエンタメにしてしまったことで、あの一連の事象そのものを美化してしまうような作品だったので観た後に嫌悪感があったのですが。
それだったら自分は完全なフィクションから出発して「でも自分がいる世界と無関係な話ではないな」と思わせてくれる作品の方が好きだなあと。要するに『ズートピア』のことです。社会を変えることに寄与するのはどちらかといえば後者の方じゃないかと思ってはいるのですが、実際どうかはわかりません。どちらも同等に無力だという話かもしれません。
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au payの20%還元キャンペーン。
コロナとかの話題で完全に押し流されている気がするのが勿体ないし、話題にならない割にしっかり初日で終わってるところを見ると、もうあのやり方自体が飽きられてるというか、アーリーアダプターに消費し尽くされるだけで効果が薄いような気も……。
au payはそんなことより決済可能な店舗を全力で増やさないとどうにもならないと思うんですけどね。
出遅れてたから仕方ないとはいえ、「PayPay・LINE Pay・メルペイ・楽天ペイ・d払いが使えます」みたいな、一通り揃ってる雰囲気のお店でことごとくau payが使えないのが辛い……。
あとオープンサービス化で広く還元してauユーザー以外にも使ってほしいのはわかりますけど、その原資はどう考えてもauという会社から出てるわけで、もう少しauユーザーに還元してほしい……。
PayPayがYahoo!プレミアムユーザーとソフトバンクユーザーを贔屓しまくってるのを見て、「きっとauもキャリア使っていてau walletゴールドカードとauスマートパスプレミアムに入っておけばガンガン優遇してくれるだろう」と信じていたのに、いつになってもその気配がない。
せめて次回からの20%還元でPayPayのように「現金またはau walletからのチャージに限る」みたいなことをやってくれれば留飲が下がるのですが……。
そうは言いつつ、PayPayと違ってクレカからのチャージでもポイント貯まるし、死んでしまったKyashよりは還元率が(スマートパスプレミアム会員向けの1%増量込みで)高いので積極的に使ってはいますが。
あとauに望むこととしてはオンラインショップをもう少しまともなものにしてほしい。au wallet marketとau wowmaは何が違うのかわからないし、auオンラインショップは別にあるし、ポイントで交換できるau STAR ギフトセレクションまであるし、一体何がしたいのか……。
Wowmaもauユーザー向けの還元とか結構やってるので、ちゃんと活用すればたぶん得だと思うんですが、Amazonに慣れているとやっぱり「送料が一定でない」「販売元と運営元が違う」「検索した時に同じ商品が違う価格で何個も出てくる」という時点で警戒してしまうんですよね。だから楽天の今の動きも合理的ではあるんでしょうけど。
そういう意味でせめてauオンラインショップと一体化して、スマホ・タブレット関連グッズだけでもau公式として売ってくれれば利用するのになー……という感じ。
なんだかんだで格安SIMに変えようとまでは行ってないのですが、とはいえもうちょっと満足度上がれば気持ちよく契約更新できるのにな、と思います。別にどっちにしろ転出しない養分が多いから変わらないのだと言われたらそれまでですけど。