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たりない

 『さよならたりないふたり』観てきました。

 いや……最高でした……。結構そこから数日余韻にあてられるくらい。本当に行ってよかった。

 全時間面白いのはもちろん、ひたすらに若林さんの天才さを思い知らされました。もちろん山里さんのツッコミの上手さも天才的なんですけど、即興で2時間の漫才を組み立ててしまう若林さんの構成能力……。あの2本目の伏線回収は感動すら覚えました。ひたすらに尊敬。

 しかも内容も、改めて若林さんが次の時代を担う令和のスターであることを証明するような、感情の吐露と内面の変化。ずっとふざけているのに決して嘘がない。漫才かどうかという定義もどうでもよくなるほどに面白かったです。

 それにしてもあのアドリブでひたすらにトークを組み立てていくという圧倒的な話術を毎週2時間聴けるオードリーANNという場が無料で提供されてることには感謝してもしきれないなあと今更ながら。アルピーはもう諦めました。

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 その前日のオードリーANNも沁みました。

 「自分だけが置いていかれることが多い、小学生の時のままボール遊びしたい」という話、冗談めかして話してはいましたがすごく共感します。

 小学校や中学校からの友人と、たまに会ってファミレスで3DSやSwitchで遊ぶというのが大学生の頃からずっと続いていて、それはもちろん楽しいんですが、いつまで続くんだろうなと。30歳とか40歳になってもそれは続けられるものなんだろうかと思う一方、それこそオードリーが学生ノリのまま20年間続いている関係性でもあるわけで、意外と続いている人たちもいそうですよね。

 やっぱり自分自身に関して言えば、実家を出て一人暮らしする、結婚する、のどちらかがないと今の学生時代の延長みたいな感覚はなかなか抜けないだろうなと。学生時代のバイトからぬるっと社会人になったのであんまり切り替えできてないということもありますが。


 自分が結婚しなくても周りが結婚したり引っ越したりでそういう関係性を続けられなくなった時に、新しくそういう友人を作ることもできないだろうな、というのがここ数か月の悩みです。具体的に言うと、大学2年の留学を最後にタメ口で会話する知り合いが一人も増えていない。そして今後も増えるとは思えない。孤独になるために生きているような。

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 『さよならたりないふたり』を観て思ったことがもう1つあって、

 今は全部言っちゃうことで観客との共犯関係を結ぶのがモードというか、

 今回で言えば打ち合わせをせずにいきなりアドリブで入ったり、「今から伏線を張ります」「何も思いつかない」みたいなことを言っちゃったり、そういうところが支持される理由なのだろうなと。


 「『ご指導・ご鞭撻』を言うくらいなら指を折られた方がマシ」というのももうわかりすぎて頷きまくってました。

 作品性だったり作家性を突き詰める人、匿名で作品だけを見てほしい人にとっては厳しい時代だし、そういう在り方もいていいとは思うのだけど、大衆に支持されるにはある種の弱いところも見せた上でそれを上回る魅力によって引っ張っていくしかないのだろうし、

 それはある意味で嘘をつかなくていい世界が訪れるようにも思います。いや、嘘をつかなくていいというか、今までだったら嘘をつき通して逃げ切れた人たちが逃げ切れなくなったというか。

 もちろんその上で善悪より好悪が上位にくる世界が良いかと言われたらそうとも言えないのですが。

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 そういうライブを観た直後に書いたから、結果的に言わなくていいことしか言わない記事になったのが前回の記事でした。

 もう誕生日おめでとうございますとかそういうことすら言いたくなかったので書いていません。

『UNKNOWN-TOUR 2018 “Loveless”』特別先行大音響シアター上映会

 10/31に、ユナイテッド・シネマ豊洲で開催された「ヒトリエ LIVE DVD & Blu-ray リリース記念 『U... 続きを読む

access_time2019-11-04

 いろんなことの噛み合わせが悪かったんだろうなというのは凄く思っていて、今……またはもう何年か後、それこそ今のwowakaさんの年齢に近づいたら、もう少しヒトリエの音楽に対して真摯に向き合えただろうと思うし、

 もっと単純に、今くらい給料がガンガン上がるタイミングだったら、IKIもLOVELESSもCOYOTE HOWLINGも、多少熱が足りなくてもライブ行ってたと思うんですよね。

 だからこう……もう少し待ってほしかったなあというのが正直なところです。DEEPERやHOWLSを否定した身で言えることではないけれど。

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 昨日は『HITORI-ESCAPE』でした。とりあえず前回買えなかったTシャツとバッグとキーホルダーを買えたので満足。

 前回は衝撃で気づかなかったけど、セトリ頭に入れた上で改めて聴くと1曲目のセンスレスワンダーから既にギターが足りないなあと思いました。

 当然ながら曲は全部好きだしノレるし、でも聴きながらずっと別の考え事をしている時間の方が長かった気はします。

 やっぱり思い出すのはあの4月の土日、ライブが中止になってからの2日間、この結末以外だったら何でもいいと思っていて、もし本当にそれ以外の結末だったとしたら……もうこれで伝わったと思うのでこれ以上は差し控えます。


 ここからは、もう自分はヒトリエのファンじゃないというポジションに立たないと言えないことを書きますけれど、

 このツアーが終わったら、来年は新メンバーを入れてほしいな……と思いました。ギターまたはギターボーカルを。

 wowakaさんと一緒に活動していないメンバーが入ったバンドをヒトリエと呼べるのか、という感情は、ファンの中には当然あると思うんですけど、それを言うならwowakaさんがいない3人のヒトリエも私はヒトリエと呼びたくないし、

 別にその3人で今後作る楽曲が、4人目を入れないことによってwowaka色が濃くなったりはしないと思うので、

 だったらもうギター2本体制にして、wowakaさんが遺した既存の楽曲だけでも不足を感じさせずに演奏してほしいなという。

 3人体制で続けることによって既存のファンはもちろんついていくと思いますけど、絶対それ以上増えることはないだろうし、今まで以上の人気になることもない、そういう活動の形が望まれているのかというと違うんじゃないかなと。

 まあでもそれは、今のヒトリエの3人と、そのヒトリエのファンの方々が望む方向に進めば良いものなのですが。今まであんなにヒトリエの変化を拒んできた人間が急にどうでもよくなって適当なこと言っているだけなので。

 私は永遠にヒトリエの昔のライブ映像を観続けます。

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 もう何というかこれを糧にしてとかそういう気力もないくらいで、なんだろう、

 最近はムカついてます。wowakaさんのことに対して。結構本気で、怒りの感情が一番強い。

 日本中の全バンドのメンバー一人ずつ死なないかなとか思ってます。そうならないと納得がいかない。


 日々の積み重ねでなった喪失……例えば、それこそ昔別れた彼女とか、数年前に絶交した友人とか、そのあたりは、「もし今でも関係が続いていたら」っていうことは全く想像がつかない、たまたまその時に何らかのラインを越えなくて関係が続いたとしても、1週間後、1ヶ月後、のどこかで破綻していただろうとも思うし。

 でも、「あの日wowakaさんが亡くなってなかったら」みたいなことって、全然容易に想像できるし、別にそれから7ヶ月生き続けたとしても何の違和感もないじゃないですか。

 別に必然性があるわけではないものだからこそ全然まだまだ受け入れられないですね。昨日のライブを観ていてもやっぱり足りないなあと思ったし。


 まあでもそれだけ悲しいのにたりないふたりで爆笑してるからそんなに悲しいわけでもないのかもしれませんが。

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