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「Surface Laptop 2」レビュー、欠点がないからこそ上級者向けSurface

 3月末にSurface Laptop 2を購入しました。

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 Surface Pro 2、Surface Pro 4、Surface Pro (5th)と来て、自分のPCとしては4台目。といってもSurface Pro 5は会社支給だったのですが、

 退職が決まったので新たにPCを買うことにしました。


なぜSurface Laptop 2なのか

 まず、自分の中で、次に買うPCもSurfaceにするのは規定事項でした。

 例えば、「Surfaceと同スペックで価格が5万安い」というPCはたくさんありますが、それらは一見気づかない部分で絶対にコストカットをしているのです。例えば、ディスプレイ解像度が低い、タッチパネルじゃない、重い、見た目が安っぽい、発熱が酷い、など……。

 最低でも2年くらいは毎日使うものだからこそ、買った後でそういうマイナス点に気づくと絶対に後悔します。

 その点、デザイン・スペック・機能性のどれをとっても、「Surfaceを選んでおけばとりあえず間違いがない」という安心感がSurfaceブランドにはあります。

 そして何より、選択肢が豊富すぎると逆に迷ってしまうので絞り込めた方が優柔不断な私にとっては有難いのです。DellもLGもSurfaceに負けないプレミアムノートを作ってるのは知ってますが、比較すること自体が不毛。


 メインマシンに使うつもりだったのでSurface Goは除外され、

 選択肢はPro 6・Laptop 2・Book 2の3択になりました。

比較Pro 6Laptop 2Book 2
重さ1078g / 1092g1,252g / 1,283g1,534g / 1,905g
CPUi5 / i7i5 / i7i5 / i7
GPUCPU内蔵CPU内蔵外部GPU(上位モデル)
画面サイズ12.3インチ13.5インチ13.5インチ
外部端子USB, MiniDP, MicroSDUSB, MiniDPUSB, USB-C, SD
価格¥168,696 (i5 256GB+タイプカバー)¥158,544(i5 256GB)¥200,664 (i5 8th / 256GB)

 重さはタイプカバー込み、価格もタイプカバー込みかつi5 256GBモデルに絞って書いています。128GBとか絶対止めた方が良いです(私見)。

 実際にどのモデルを選べば良いのか迷っている方向けのアドバイスは記事の最後に載せますが、

 個人的な選択で言えば、

 ①タブレットとして使う機会があんまりなかった

 ②12.3インチの画面がちょっと狭いと思うことが時々あった

 ③200gの重量差はあまり気にならないが、さすがにBook 2は重い

 ④Laptopが一番安かった

 といった理由からLaptop 2を選びました。

 もう一つ付け加えるなら、今年大学生になった弟がSurface Pro 6を買うことになり、だったら自分はLaptop 2でいいか、ということもあります。


パッケージ

 選んだモデルはi5 / RAM8GB / ストレージ256GB。

 今までもこの標準的なスペックのSurface Proを使っていて特に不満はなく、しかもPro 6 / Laptop 2はi5同士でも前世代比67%の性能向上が謳われており、

 Pro 5のi7 > Pro 6のi5という状況なので、それならi5を買っても実質i7を買ったようなもの(錯乱)という結論に至りました。

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 カラーはブラック。

 Surface Proのタイプカバー(コバルトブルー)を購入した際に、Alcantara素材は手汗で汚れを吸収して黄ばんでくるということを学んだので、多少汚れが目立ちにくそうな色にしました。

 他のPCでも採用されがちな色なので、今となってはコバルトブルーかバーガンディでも良かったかなと思ったりしますが……でも高級感は完璧なので満足しています。

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 鏡面仕上げなWindowsロゴもブラック。他の色にも言えることですが強いこだわりを感じられます。

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 これまでの3年間、Surface Pro 4 / 5を使ってきた身としては、キーピッチの間隔がSurface Proタイプカバーとほぼ同じなのも嬉しいポイントでした。

 キーボードも画面も一回り大きい。嬉しい。


Pro から乗り換えてみて

 今までSurface ProをノートPCとして使ってきたので、戸惑うことはあまりないだろうと思っていたのですが、実際に乗り換えてみると結構違いがありました。

 例えば、画面をタッチした時に画面がちょっと揺れる。

 これは画面をキックスタンドで後方から支えていたProとの大きな違いです。今までは、画面立ち上げ直後のWi-Fi接続やアプリ起動など、ちょっとした操作をタッチでやっていたのですが、Laptopでは基本的にマウスやタッチパッドを使うようになりました。

 とはいえ「いざという時にタッチもできる」優位性に疑いはありません。一度Surfaceに慣れてしまうと、画面をタッチしても何も起きないMacBookや安いノートPCにはストレスを感じる身体になりますから、Laptopにして良かったと思います。

 もう1つ、微妙に不満を感じたのはポート類の差し込みづらさ。

 Surface ProもLaptopも、本体部分の側面がやや斜めにカットされているのですが、テーブルに置く側が斜めにカットされていることで、Surface ConnectやUSBを差す位置がわかりにくいのです。

 もちろん、真上から見た時に差込口が見えないようにというデザイン的なこだわりは良いのですが、もう少し充電はしやすくても良かったのにな、と思いました。


 逆に良いポイントはもう買う前から想像できる通り、「画面が大きい」「膝の上でもタイピングが安定する」「キーボードが打ちやすくて静か」など。

 上に書いた2つの不満も「強いて言えば」というレベルなので、基本的には何の不満もありません。満足感だけがあります。


ProとLaptop、どちらが良いのか?

 今どちらを買うか迷っている方向けの、私なりの結論を書くと。

 まず、Surfaceシリーズのポータブルマシン(StudioやHub以外)は、現在4種類ありますが、

 持ち運びが最優先ならSurface Go、性能(GPU)が最優先ならBook 2と、この2つはあまり迷わないと思います。

 残るPro 6とLaptop 2は、最も万人受けするラインであり、性能も価格帯もほぼ同じですので、それ以外の比較軸が必要となります。


  • 絵を描くならPro
  • タブレットとして使う、タッチパネルをよく使うならPro(ただしタブレットとしてはProは大きすぎるのであまり期待すべきではない)
  • データをたくさん保存したいならPro(MicroSDスロットがLaptop2にはないので、拡張しにくい)
  • 少しでも画面が大きい方が良いならLaptop、少しでも軽い方が良いならPro(ただし僅差)

 さて、以上のポイントで、それでもまだ決定打に欠ける方、もしくは、Surface(またはPC自体)を初めて買う方に言えるのは、

 迷っているならProにするべきです。

 LaptopにできてProにできないことは、実はほとんどありません。キーボードの打ち心地、画面の大きさは、確かにLaptopの方が多少上ですが、Proでも十分。Proを買ってから不満に思うことはないでしょう。

 逆にProにしかできないことはたくさんあります。実際に買ってみて、「自分は意外とペン入力が好きかも」とか「タイプカバー取り外して動画再生するモニターにできるの便利だな」とか、そういう気付きを得られるかもしれませんし、

 結果的にLaptopでできることしかしなくなったとしても、それで何か損をするわけではないので。


総括

 このレビュー記事自体、張り切って何か書こうとしたのですが、あんまり書くことがないというのが正直なところ。

 Surface Laptop はまあ言っても基本的には普通のノートPCですから、イメージしづらいことは特にないでしょう。


Surface Laptop 2レビュー:美しすぎるがゆえの代償とは | ギズモード・ジャパン

 上記のレビュー記事の総括でも触れられていますが、LaptopはSurface Pro / Bookと比較することで初めて輝くデバイスだと言えます


 Surface Proという製品は、2 in 1特有の使いにくさに対して、補って余りあるほどの機能を詰め込むことで、総合点でMacBookを超えた製品だと思っています。

 もちろん膝の上では使いにくいし、キーボードも満点とは言えないけれど、

 十分に打ちやすいキーボード、顔認証ログイン、タッチパネル、軽量でタブレットとしても使えてペン入力もできること、

 そして何よりも、これまでのラップトップの常識を覆す革新的でスタイリッシュなデザイン、なんかに比べたら、それは些細な問題だよね、と思わせてくれました。


 そのSurface Proの持っている魅力をできる限りキープしたノートPCを作ったらどうなるのか、の答えがSurface Laptopです。

 Surface Proと他のノートPCの差はたくさんありますが、ProとLaptopの違いは「タブレットかどうか」でしかないので。


 逆に言えば、Laptopをいきなり他のPCと比較するのはなかなか難しいものがあります。

 Surfaceというブランドに魅入られた私のような人間が買うノートPCとしては一択ですが、そうでない人にアピールするような、Laptopが他のノートより優れている点は見つかりにくいのも事実です。

 ……ただまあ、MacBook Proと比較すると同スペックで価格も重量も全部勝っているし、MacBook Airと比較しても価格もスペックも全部勝っているので、

 MacにこだわりがなければSurface Laptopでいいんじゃない、とも思いますが……。


 そのような、価格ではない意味でのエントリーモデル、とは言えるかもしれませんが、

 ただ、生粋のSurfaceファンとしては、初めて買うSurfaceとしてはやっぱりSurface Proをオススメしたいところです。

 その上で、既に現在Proシリーズを使っている方が、買い替えるタイミングで、

 「Surfaceは好きだけど、自分はSurfaceの何が好きなんだろう」というのを再考した結果、辿り着く選択肢がLaptopなのではないでしょうか。


 そうではない方がファーストチョイスとしてLaptop 2を選ぶのであれば、

 スペック、価格のトータルバランス、そしてデザインに惹かれた人がフィーリングで買うか、

 またはノートPCの種類が多すぎてどれにしていいかわからない方がとりあえず選ぶものになるのかな、という印象です。

 少なくとも買って後悔することはありません。別にProを買っても後悔はしないと思いますが、「他のPCと比較した時の欠点が一つもない」ということの安心感を求めるなら、最高のSurfaceです。

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