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『ポラリス』『Flamingo』『Yume』

 気づけば12月に入りまして、無駄に毎年やってる『今年のベストソング』を選ぶ時期なのですが……

 正直、今年は微妙ですね。ヒトリエも米津さんもアルバム出さなかったし、ブクガとリリスクとyunomiの無双になりそう。

 毎年30曲に収まりきらなくて四苦八苦しているのですが、今年こそ30曲埋めるのが大変になりそう。もうそろそろインプットを増やさなくても聞き続けていられる幸せな曲がたくさんある、という証左であるのかもしれません。

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ヒトリエ『ポラリス』

 新曲。フル先行配信中に買いました。

 ストレートに良い曲。

 テンポ早いのに暖かい曲は意外と珍しい、『リトルクライベイビー』以来?

 1番では「wowakaっぽさ」だった早口パートが、2番では語りに近い「ヒトリエ節」になっていて、抑えきれないテンションの高まりを感じられます。

 シングルは何よりも『日常と地球の額縁』収録というサプライズ。

 ……BORUTOタイアップというタイミングでボカロカバーの音源化という切り札をせっかく切るなら、WEDH収録で正面からセールス狙って欲しかった気持ちも少しだけありますが……、そのあたりも含めて今後に希望が持てるようになっただけでも嬉しい。ボカロ曲の音源化なんて5年前のヒトリエ結成当初からずっと言い続けてましたし、初期の物販でもアンケートでも実際に伝え続けてましたから、ようやく。

 『シャッタードール』『ワンミーツハー』は売り方がアレすぎて買わなかったので、ヒトリエのシングルを買いたいと思ったのは『センスレス・ワンダー』以来。

 まあアルバムは全部買ってるし、シャッタードールもワンミーツハーも実質1曲収録という舐めた商売だったんで、手元にない曲音源は1つもないんですけどね。

 で、買おうと思ってたのですが、このタイミングでYouTube Music入ったので買わなくても良くなってしまいました。

 聴いてみて気に入ったら買おうと思ったのですが、うん……。2曲目も期待ほどではなく、3曲目『日常と地球の額縁』はまずリフのメロディーが微妙に違うのが引っ掛かってすんなり聴けない。音源で聴くならボカロで良い、となってしまうなあと思いました。なので結局買ってないです。『ポラリス』だけ。

 結局、アンノウンマザーグース以降初、かつアニメタイアップという絶好のタイミングにも関わらず、ニコニコに投稿したりもせず。『額縁』収録の割にはそんなに話題にもならず。

 ヒトリエはどういうところを目指していくんだろう、と考えてしまったり。売れたいみたいな感覚が全然ないのだろうか。バンドはそれでもやっていけるだろうからそれで続けてくれるなら良いんですけど、未だに『ワールズエンド・ダンスホールの人』なんですよね、それは場合によっては、完全に卒業していった米津さんと比べたら、私にとっては幸せなことなのかもしれませんが。

米津玄師『flamingo / TEENAGE RIOT』

 もうすっかり日本の音楽シーンのトップに躍り出てしまった米津玄師。

 どうせツアーチケット目当てに馬鹿売れするのだから曲は2/3曲YouTubeにアップ。正しい。そして実際に初動記録更新。

 で、奇跡的にワンマンツアーのチケット当たりました!! 1枚しか買ってないのに。

 まあ幕張じゃなくてツアー初日の徳島なんですけど。帰省もできて一石二鳥かなと。楽しみです。

 ……あ、曲は正直そんなに刺さらなかったです。前回の両A面の『LOSER』が良すぎたので、それに比べて『TEENAGE RIOT』の何とも言えない感じ……。嫌いではないんですが。

Maison Book Girl『yume』

 instが欲しかったのでAmazon限定盤買いました。

 個人的にはアルバムは楽曲単位でバラバラに聴きたい派なので、今回のinstが挟まってくる構成はあまり好きではないし、

 あと馬鹿でかい紙パッケージも……。

 そもそも紙パッケージ嫌いなんですよね、『モノクロノエントランス』も『LOSER/ナンバーナイン』も。長期的に保管して置きたいからCD買ってるのに、保管しにくい劣化しやすい紙で作るの本当に止めてほしい。だったらせめてちゃんとしまえるプラスチックのインナーケースも付けてほしい。薄い紙で挟んだだけのCDとか、それ開封後はどうしろと?

 まあともかく中身はもちろん最高です。ブクガの良さを全く損なわない形で曲の幅がどんどん広がっていくサクライケンタ氏の天才ぶりが際立つ。

 『ボーイミーツガール』は珍しいアップテンポだし、『十六歳』『おかえりさよなら』『影の電車』まで幅広い。

 歌詞も、どれも似ていると言えばそれまでですが、だからこそ良い。

 抽象的で芸術的な耳触りの良い言葉が並び、一貫したモチーフだからこそ刺さる人には全曲刺さる。このあたりの言葉選び、明らかに昔のwowakaさんハチさんやトーマさんといった私が好きだった頃のボカロに通ずるところがあるんですよ。それでいて今のボカロと違ってその時代の劣化コピーでもないですし、ただただ好き。

 ただ……これをきっかけに売れるかっていうと難しいとも思います。ストリーミング時代に何でこのスタイル、みたいなことも含めて。

Maison book girlメジャー2ndアルバム『yume』インタビュー③――「ブクガの創作を押し広げた、自由と苛立ち」

 ブクガにしろリリスクにしろ、やっぱり「曲が良い」だけでは売れないし、売れない中では一生続けていくことはたぶんできない。今年で言えばアイルネやベビレがそうであったように。

 それに対して何かできることがあるとも思っていなくて、ただ、マスに届くことのない曲たちがコンスタントに供給されて聴くことができる今を幸せに感じることしかないなあと。

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 最近ラジオを聴くようになって特に、最高なコンテンツで、本人が続けたいと思っていても、いくらファンが続けてほしいと願っても、あっけなく終わらせられてしまって、その割に後にはもっと劣化したものしか残らないことなんてざらにある、そういう不条理を感じていて、きっとアイドルもバンドもそうなるのだろうなと。それは避けられないことなのだろうと。

 自分の好きなものは大衆に好かれないものである以上、ヒトリエもブクガもリリスクもきっと立ち行かなくなってあと10年も持たないんだろうなって勝手に思うし、それはもう諦めています。米津さんはたぶんその過程で自分の好きからだんだん離れていくだろうとも思うしw

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