Splatune 2
発売されました。
もちろん買わない選択肢はなかったしいい曲揃いではあるんですが、何となく1より好みにバシッとハマらない感じなのは、たぶん藤井志帆さんが外れちゃったっぽいことが関係してるのかなあと。前作のシオカラーズ関連曲はもちろん、追加曲だった『Quick Start』『Friend List』も好きだったので。
シオカラーズ新曲の『あさってcolor』以外は関わってなさそう。Wikipediaで見たらマリオオデッセイに参加してるっぽいのでそっちに取られたのかな。
収録曲の中だとテンタクルズの『フルスロットル・テンタクル』が一番好きです。あ、ヒーローモードの終盤のアレンジ曲たちは別枠として。
アプデで追加された曲はそもそもあんまり聴き込んでないのですが……『不意打ちのセオリー』は好きかも。
そもそもスプラトゥーンの曲って現在の定番のJ-POPから一捻りしたメロディーっていうのが全てのベースになってて、普通のバンドの発想では出てこない曲たちで、
もちろんそれはスプラというゲームの世界観には最適だと思うけど、私個人の好みとして曲単体の話をするなら、ストレートなメロディーの曲の方が好きなので、スプラの曲単体ではそこまで大好きな曲はなかったりもします。
ライターイチキューゼロイー『宙ぶらりん』
テンタクルズ・ヒメの中の人であることが発表されたいとうりなさんのバンド。
前回のシオカラーズ以上に一体スタッフはどこからこの人材を見つけ出したのかと思う人選。だってMVの再生数4桁のバンドって尋常じゃない数あるでしょ……。
Bメロのコード進行とパキッとしたテンポ、サビのいわゆる四つ打ち裏拍ハイハット、王道ですごい好みだけど、
大好き!っていう刺さり方じゃなくて、うーん……なんというか、好きだけどこのバンドが売れてないっていうのもなんかわかってしまうなあと……。
いや、たぶんこの曲の好きの度合いって、私個人で言えば、例えばヒトリエの最近の曲の平均より好きなんですよ。
ただ、そのヒトリエの最近の曲を好きだという人の好きの熱量を超えるくらいこの曲を好きだっていう人はあんまり多くないんじゃないかっていう。
その意味で王道ってだけじゃダメというか、このクラスのバンドが万人受けしてもなあという……。
いやまあそういうの抜きに上がっていってほしいなって思いますし、
なんかこの『宙ぶらりん』みたいな曲の路線で行くなら、次か次の次くらいに個人的にガン刺さりする曲が出てきそうな匂いを感じるんですよねー。
それこそ今年で言えば、赤い公園の『闇夜に提灯』とか、SILENT SIRENの『フジヤマディスコ』とか、それ以前の曲もそこそこ好きだったけど、やっとホームランだ!!大好き!!っていう感じだったので、そういうホームランに繋がりそうなヒットの気配を感じます。
あ、ここでいうホームランとかヒットとかってあくまで私個人の好みの話なので、そういう曲が出たからってメジャーになれるとかは思いませんが。むしろ私の好きじゃない方向に行ったバンドほど人気が出てしまう悲しみ……。
……ということで応援していきたいんですが、心配なのはいとうりなさんがスプラをバンドの宣伝に利用しようとして炎上するんじゃないかなっていう……。
色んなページでテンタクルズの中の人をまとめてくれていとうりなのことも書いてくれてありがとうございます!
— いとうりな/ライターイチキューゼロイー (@itourina) 2017年11月29日
だけどね、ライターイチキューゼロイーってバンドの名前なんだけど、ライター業と紹介されていたの…。そこだけ悲しかったので主張してもいいよね
頑張ってるんでよろしくお願いします!
自分のバンドのライブに人を呼びたい、もっとYouTubeの再生数伸びてほしい、という時に、「テンタクルズの中の人」っていう圧倒的なネームバリューを目の前にぶら下げられて、それを利用したくならない人間がどこにいるのでしょうか。
いや、個人的には全然そういう主張していいと思うんですが、今のギスギスした日本のネット村の中で、それをストレートに表出しすぎて、厄介なファンに変なところで目を付けられなければいいなあという……。
ざっと200万人くらいファンがいる最強コンテンツなだけに、スプラを売名に使ってる!っていう風に少しでも見られたら本当に再起不能になりそうだなと、それだけが怖い。
それこそラブライブのμ’s解散後に元μ’sの人がユニット組んで逆にそっぽ向かれたとか、そういうファン心理を読み切れなかった事例はたくさんあるので、そうならなければいいなと思う限り。
任天堂/Splatoon開発チーム的に、中の人をどういう扱いにしたいのかはやや不明な部分もあって、だって別にシオカラーズもテンタクルズも中の人を公開しない選択肢はあったはずなんですよ。
キャラの声を誰がやってるかわからないゲームなんてたくさんあるし、スタッフロールにしれっと載せておくだけなら、たぶん大して話題にもならなかったと思うし。それを「レコーディング映像公開」として大々的に発表したのは公式なわけで。
ここまで来たら正直シオカラーズとテンタクルズに関しては、アイマスとかみたいに中の人でリアルライブやってもいいと思うんだけどなあ……。単純に観たい。
Just Because! ED『Behind』
iTunesで配信開始。買いました。
ヒロイン声優3人の声のバランスが素晴らしく綺麗。オススメです。
Just Because!、結局Abemaでは観ずにプライムビデオで我慢していて、ようやく7話を観ました。いい展開になってきた!!最高なので皆さん観てください。
ヒロインが大切な日にトラブルに巻き込まれる感じはさくら荘を思い出す。ベタだけどそれが良い……。
lyrical school インタビュー
インタビュー:証人になって欲しい――ワンマン・ライヴ〈TAKE ME OUT〉開催を控えるlyrical schoolの“いま” – CDJournal CDJ PUSH
素晴らしいインタビュー。
新メンバー、特にhinakoさんのアイドル力の高さとかrisanoさんの自由さ、himeさん筆頭に全員の意識の高さ、とかがこれを読むだけでもわかると思います、これを読んで曲を聴いてライブに行ってほしいです。
新メンバー含む5人のそれぞれのキャラクターの強さと、それぞれのバランスの良さというのが、ライブでしか感じられないのでなかなか外に広がっていきづらい問題があって、
それが最近になってようやくインタビューだったりネット番組出演だったりで少しずつ評価されていきそうな雰囲気はあります。
フリースタイルブームが収束しつつあり、音源としてのラップ/ヒップホップが相対的に上がってきている感じも、リリスクに追い風なのではないでしょうか。
なんだけど、どうももやもやするのは、「この方向なら別グループとして始動した方が良かったんじゃないか……」という部分。
――ただ“新しいグループを作る”ような気持ちだったとしたら、それこそtengal6からlyrical schoolに変化したように、グループ名を変えるぐらいの、パッケージからして変わったことが分かるような変化も考えられたと思うんですが。
キム 「新体制と言っても、いまの活動は、過去の活動を礎にしているのは間違いないんですよ。過去に強い影響を受けているから、その恩恵ももちろんあるのと同時に、それが枷となったり、制限になる部分もたくさんある。でも、それがあるから、過去のイメージ、旧体制のイメージから離れていったり、イメージを突き放していく努力や苦悩の中からこそ、“その先のアイディア”が、スタッフや運営だけじゃなくて、メンバーからも出てくるんですよね」
hime 「でも前の曲を聴きたい人もいるし……」
minan 「そのジレンマはあるんですよね」
hime 「過去の曲も大好きだし、やりたくないって気持ちは無いけど、でも聴くと旧体制と重ねるだろうし、どうしてもカヴァーとかコピーって見られるのはしょうがないかなって」
言ってることはわかるし、ほとんど旧体制曲だけだった初ワンマンの時は良くも悪くも明らかに(旧体制を引き継いだ)リリスクだったんで、あの時点でグループ名変更っていうのもおかしな話だったと思うんですが、
なんかこう……今のリリスクを、昔のリリスクの未来として語るのは、逆に物事を複雑にしている、余計な対立を煽っている感じもするというか。だったら「今のリリスクは昔のリリスクとは違うものだよ」っていうのをはっきりさせた方が変に引きずらずに済む人もいるんじゃないかなあっていう……・
個人的に旧体制曲をゼロにすることを目標みたいに言われるとどうもモヤモヤするのは、やっぱり、私がずっと追ってきたヒトリエ/wowakaに対する感情とオーバーラップするところがあるんだと思います。
「ライブでやっとボカロ時代の曲をゼロにできた!」みたいなのを嬉しいこととして語ってんじゃねえよ、っていうwowakaさんへのずっと溜まっていた怒りがあって、
もちろん私はリリスクに関してはつい去年初めて知ったニワカだから、そこまで強い旧体制への思い入れはないんですけど、やっぱりこう……そりゃもちろん作ってる側は新しい形が最高だと思っているからこそ変化している(そうでなければ変化していかない)からそういう言い方になるのは当たり前なんですけど……。
最近リリスクに対して何だか以前のような好きを感じられなくなっていて、ただそれもよくわからないんですよね、
曲調の変化は別に新体制になってからずっと起きていることで、というか今年の夏は明らかに去年よりも楽しかったし。
でもその楽しかった夏のライブって全部「TIF以前」なので、それ以降でパフォーマンスがアーティスト寄りになったからなのか……、
というよりも単に自分がアイドル的なものにハマれる精神的な余裕がなくなっているだけのような、だからそれをリリスクの方に押し付けているのが凄く申し訳ない感じもあるのですが、
リリスクのライブで私が感じたいのは「楽しい」であって「格好いい」じゃなかったような気もするんですよね。だから12月のTAKE ME OUTもちろん観に行くんですが、それを100%楽しめるか不安だったりもしています。
まあただその楽しいだけの路線で6、7年やって行き詰まりを見せていた中での新しい姿で、ヒップホップアイドルとして唯一無二な部分を考えたらこれで正解だとも思うし、
っていうか結局私がリリスク推してるベースにあるのは「ワンダーグラウンド」「サマーファンデーション」という最高の2曲に出会えたところで、それ以降のは全部その延長で得られたハッピーなので、またLITTLEさん作詞の曲が来たらそれだけで……みたいな感じもしています。
——————–
ヒトリエのトピックはないはずなのになぜかヒトリエの話ばっかりしている記事になってしまった。
文脈抜きに記事単体で読んでもらえるようにこういうタイトルの付け方をしているのに、こういう話をしたら全く意味がないのですが、そこはまあ……。