Our Story's Diary

こころを動かされたものと、動いたこころのこと

空気を読めない人間は道徳的に悪であるという『しくじり先生』の欺瞞

 5/14の『しくじり先生』に茂木健一郎さんが出演していました。

 その回があまりにも酷すぎたので、思うことを書いていきます。

 

概要

 まずどんな回だったかと言えば、

 茂木健一郎が「日本のお笑いはオワコン」という例のTwitter発言を反省する回でした。前半がそれで、後半は別の企画。

 とても不快なのでオススメはしませんが、TVerで見逃し配信もしています。

 

 私はあらすじをまとめるのがとても苦手なので、お笑いナタリーさんの記事を引用します。

銀シャリ橋本ら、お笑い界批判の「しくじり先生」茂木健一郎を質問攻めに

5月14日(日)に放送される「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日・ABC系)で脳科学者・茂木健一郎が「日本のお笑いは終わってる発言で大炎上しちゃった先生」として授業を行い、銀シャリ橋本らが生徒として受講する。

今年2017年3月にTwitterに投稿した日本のお笑い界への批判が“炎上”し、大きな話題となった茂木がこのたび展開するのは「妙な正義感を振りかざして、嫌われないための授業」。自らのしくじりについて学者らしく研究発表する。教室の芸人たちは、そんな茂木を質問攻めに。果たして茂木と芸人が繰り広げる激論の行方は。

http://natalie.mu/owarai/news/232270

 「茂木と芸人が繰り広げる激論」という書き方をしているし、

 こういう時に批判一辺倒にならなさそうなオードリー若林さんがMCだし、ということで、

 この記事を読む限りでは、それなりに建設的な議論が起こるのだろうと期待するじゃないですか。普通は。

 

 ところが、番組のコンセプト上、茂木健一郎が「しくじったことを全面的に反省している」というスタンスで出てこざるを得ないので、

 茂木さんが完全に自分の非を認める形になって、それを芸人たちが弄り倒すという、完全な集団リンチ回だったのです。

 そもそも喋りの上手い芸人がよってたかって集中攻撃してくる場で、学者が一人で喋りで応戦できるほど頭の回転早いわけがないし。(頭の良い悪いではなく、トークの瞬発力なので学者に求められるのとは別の能力)

 しかも東国原さんや銀シャリ橋本さんのような、特に日本のお笑いに自信を持っている古い価値観の芸人を多めに集めていたこともあって、

 全員で一方的に殴り続けるだけのいじめが展開されてしまうという最悪な状態が30分ずっと垂れ流される回でした。

 

しくじり先生がオワコンになった

オリラジ中田、茂木健一郎の「お笑いオワコン論」支持! – オリエンタルラジオ 中田 公式ブログ

<見所がある番組とはどれか>
茂木さんの言う「大御所が空気を読ませる番組」ではない見所のある番組をご紹介します。

それは「しくじり先生」(テレビ朝日)です。

この番組は「構造的にものすごく革命的なことをやっている」のに、なんだか魔女裁判的な、内容のスキャンダラスさだけを受け止めている人もいるようなので、はっきりどこがすごいのか言いたい思います。
「弱い立場の人間がルールを作り主導権を持って喋る」
という点です。しくじったとされるゲストが主導権を握ってたった一人で熱弁する。聞き手であるしくじってないMCとレギュラーたちは受動的に話を聞いていく。これは、茂木さんの言う「立場の強いMCが主導権を握って立場の弱いゲストとレギュラーの話を進めるタイプの番組」と真逆の構図です。常在するMC的な立場の人はレギュラーと同格に置かれていて、通常に比べ権限はとても弱い。VTRもほぼ全く流さずに、ゲスト話者の熱量に賭けている。

オリラジ中田、茂木健一郎の「お笑いオワコン論」支持! – オリエンタルラジオ 中田 公式ブログ

 せっかくここまで書いてもらったのに、まさに今回の件をテーマに魔女裁判そのものでしかない構図を作って放送してしまった番組スタッフは恥ずかしくないんでしょうか。

 茂木さんの方に熱量が足りなかったということもあるのかもしれませんが、それだってそもそも喋りたくない人をわざわざ引っ張り出して矢面に立たせたスタッフ側の問題になるわけで、

 茂木さんが何か言うたびに揚げ足を取って笑いものにする、

 こんなの、まさしく茂木さんが番組内でも指摘していた「弱い者いじめ」の構図そのものじゃないですか。

 今年に入ってからいろいろな問題があった中で、一番叩いても問題のない人を選んで集中砲火を浴びせること自体が、権力批判のできないテレビの縮図だと言えます。

 

 私がオードリー好きだから好意的に見てしまいがちだというのを差し引いて、

 今回の生徒側の中でほぼ唯一、本来こういう攻撃に加わらなさそうなMCのオードリー若林さんは、

 茂木さんの言い分を引き出すために問題の切り分けに入ったり、ある程度バランスを取ろうと頑張っていたようにも見えます。

(ハライチ澤部さんや関根勤さんのようなバランサーがいつも以上に少なかったことがそもそも問題だと思うのですが)

 

 しかし、そもそも茂木さんが一切反論をしないモードに入っちゃっているので、反論が生まれず、

 一方で芸人たちは言いたいことを全部吐き出すので、そのコメントがひとつ残らず一方的な暴力になってしまう。

 若林さんもあの状況ならもっと茂木さんのフォローに回った方が良かったと思いますが、やはり芸人としてあの発言を擁護はしづらいし、番組の趣旨としても「茂木健一郎を笑いものにする」というレールが引かれていたのでしょう。

 

 茂木さんがその場で即座に反論できる人間でないことは『ワイドナショー』などでもわかっていたはずで、

 だとすれば、しくじり先生のコンセプトから外れたとしても、この回に関してはそれこそ中田さんのように、ある程度喋れて茂木さんの擁護に回れる人間を呼んで議論の体裁を整えるべきだったし、

 そうできなかった時点でこの回を放送してはいけなかったと思います。

 なんでお蔵入りにしなかったのかもわからないし、

 あれを見て面白いと思える人はちょっと頭がおかしいとしか思えない、そういう内容でした。

 私個人としては、今後はしくじり先生自体見ることもないと思いますが。

 

多数派視点、少数派視点

 さて、その放送と前後して、ある意味でその内容を補完するような記事がネットに上がっていました。

吉田豪インタビュー企画:ウーマンラッシュアワー村本大輔「ベッキーの時も少し多めに殴ってない?と感じていた」(1)

吉田豪インタビュー企画:ウーマンラッシュアワー村本大輔「自分は人間関係も器用なキンコン西野とは違う」(2)

吉田豪インタビュー企画:ウーマンラッシュアワー村本大輔「全員から嫌われても変えられないものがある」(3)

 吉田豪さんがウーマンラッシュアワー村本さんにインタビューを敢行した記事なのですが、とにかく全編素晴らしかったのでぜひ読んでください。

 個人的に印象的なポイントをいくつかピックアップ。

──(略)茂木さんの件は番組でも企画にしてましたけど、ああいうことにスイッチ入りやすいですよね。

村本 1対全員みたいなのは嫌ですね。

──茂木さんが吊るし上げられてると感じると。

村本 はい。ベッキーのときもそうですけど、「ちょっと多めに殴ってない?」みたいな感じがしたときに……強い人は弱い人の話を聞いてあげてほしいというか。でも、強い人がみんなで聞く耳持たずでボコボコにするじゃないですか。それを見てる芸人とか芸能人も、もうちょっとバランスよくしゃべれるはずなのに、一斉にそこはリーダーの話に乗っかるから。 (略)

http://dailynewsonline.jp/article/1309358/?page=3

村本 僕、ひとりでしゃべる『ウーマンラッシュアワー村本の大演説』っていうライブをやってて、でも海外は1人で6万人ぐらい集めたりするんですよ。僕は淳さんとか博士みたいにはなろうとしてもなれないですけど、僕がこのモヤモヤを解消できるのはネタかな、と。海外の強い権力が政治だとしたら、日本ってお笑い界、芸能界みたいなところがあって。何かちょっと言おうとしただけで、「いや、それヤバいんじゃない?」とか「これちょっと怒られるんじゃない?」とか言われて。

──自分にとってタブーはそっちだって実感がある。

村本 そんな感じがするんですよ。何を怖がってんの? と思って、すごい気持ち悪い感じがして。視聴者がそれを言い出してるから気持ち悪いなと思うんですよ。「あの先輩の話はやめたほうがいいんじゃない?」とか「大丈夫?」とか。そこは映画とか観る感覚で楽しんでくれたらいいのに、怖い存在みたいに言われるのが気持ち悪くて。だから、スタンダップコメディやりたいですね。

http://dailynewsonline.jp/article/1309358/?page=2

 このあたりの記述、一言一句違わず同意できて、

 私は、多数が一人を攻撃する構図の時に、必ず攻撃されている側の目線で見てしまうんですよね。

 オードリー若林さんも、年初の『ご本、出しときますね?新春スペシャル』で同様の話をしていましたが、

 例え責めている側が正義であろうと、それを理由に他者を攻撃していいとはどうしても思えなくて。

 だから、ベッキーの不倫とかも、私自身は不倫なんて絶対しないし、する人の気持ちも全くわからないんですけど、

 それでも叩く側には絶対付けないし、付いてはいけないと思っています。

 

「いじめられること」は「救い」?

 一方、今回のような構図も、結果的に笑いになっているのだからそれでいい、パッケージとしてエンターテイメントになっている、という考え方があります。

村本 この前の『ワイドナショー』の茂木健一郎さんも、松本(人志、ダウンタウン)さんに全力で「いや、お笑い大好きで」とか「大ファンだから言わせてもらったんですよ」とか言ってて。「茂木さんおもしろくないよ」って言われたら、「ちょっと待ってくださいよ! それが一番傷つくんですよ!」とか言ってて。それよりも本題の日本のコメディアンの性質とかの話しろよと思って。終始そういう西野みたいな感じで。だから西野は茂木健一郎さんなんですよ。ズルいんですよ、ああいうときになったら闘わないんですよ。

──ああいうときに嫌われない、うまいやり方ができる。

村本 それがほんまのエンターテインメントかなとも思うし。テレビってプロレスってみんな言うじゃないですか。プロレスって何がプロレスなのかっていうのがわからなくて。勝手にみんな「相手がおいしくなること」とか言うけど、そこで本音とか言えなかったら意味ないと思うし。そういうのが多いんですよね。

http://dailynewsonline.jp/article/1309398/

 

 本人が納得しているからいい、本人も利益を得ているからいい、と言う論理は確かに一見正しく見えるし、

 「イジメとイジリの違いは相手がおいしくなっているかどうかだ」、「愛のないイジリはイジメだ」という論はあちこちで目にします。

 でも、それって客観的に見れば、

 いじめられっ子が孤立して物理的な攻撃を受ける/無視されることを避けるためにパシリを「喜んで引き受ける」のと同じ構図ですよね。

 

 変わり者が食い物にされることを「居場所をもらえている」に入るのか。それは本当に多様性なのか。

 今回のようなバラエティが、茂木さんのような人に居場所を与えているというのは、

 ネット上の淫夢ネタ、テレビバラエティのイロモノ枠、腐女子文化、これらが同性愛者の居場所作りに一役買っているのだと主張することと同じです。

 カーストの外に弾かれるよりはマシだから、という論理で、カーストの最下層に組み入れてもらえることは、絶対的に誰にとっても幸福なのでしょうか。そう思われなくてはならないのでしょうか。

 

炎上する人間は道徳的に悪か

 この回が何でここまで酷くなったかといえば、

 倫理の問題と利益の問題を整理せずに話を展開してしまったことだと思います。

 つまり、「これをすると怒られる・叩かれるからしない」というのは善悪の問題ではなく利害の問題なんですよ。

 芸能人がツイッターで不用意なことを呟かないとか、クレームに配慮して女性差別っぽい表現を避ける日本企業とか、

 それは「その方が正しい」ではなくて「その方が得」という判断のもとでやっていることに過ぎないのであって、

 「怒られる・叩かれるようなことをするのが悪い」という善悪論になってしまうのは違う。

 

 だから、「ツイッターで自分の意見を何でもかんでも発信しない方がいいよね」「誰も見てないと思ってツイートしちゃだめだよね」という話なら、

 一般論として確かに納得できるし、番組の趣旨にも合っていると思います。

 教科書の作り方からして、番組サイドとしてはそういう方向に持って行く気だったのかもしれません。

 なのに、スタッフの指示なのか演者の判断なのかはわかりませんが、

 生徒側の出演者たちが茂木さんの「やったこと」ではなく「言った内容」にも踏み入る攻撃の仕方をしてしまった。

 で、それならそこの内容部分については茂木さんも反論すればよかったのに、「全面的に私が悪いです」スタンスを取っちゃって全然戦わない。

 なので水を得た魚のように「日本のお笑いが劣っているわけではない」とか内容にガンガン突っ込んでいき、ひたすらその内容が肯定されてしまい、その構図が全国に流されてしまう。

 

 「無駄な正義感を発揮せずに空気を読んだ方が得だよ」という言い方にとどめておけばいいものを、

 「正義感を発揮して空気を読まないことは悪である」というところにすり替えてしまうのは、多数派が利益を得るための詭弁でしかありませんし、茂木さんもそんなものに流される必要は一切なかったと言い切れます。

 何かを言わない方が社会がうまく回って全員が得をする、本人だってその方が楽であるとしても、

 それに従うかどうかは個人の判断で本当はいいはずです。老婆心なんてただのお節介です。

 

 そもそも、怒られるとわかってやったことだからといって、怒っている方の責任がゼロになるなんてことはあり得ないのに、

 どうして多数派が怒っていたら「怒られる方が100%悪い」ということになるのでしょうか。

 「他者を傷つけ、他者の価値観を否定することは100%正しい」のでしょうか?

 思ったことをそのまま言うことと、ぐっと我慢すること、どっちが大人なんだろう。こうやって、狭い世界の中で生きているとわからなくなる。かすみみたいに、「それより創作ダンスの曲どうする?」なんてさりげなく別の話題に誘導できちゃうのが、今んとこ一番大人なのかな。

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

 この問いに対する答えを、他者が押し付けてはいけないと思っています。テレビのような大衆性のあるメディアであれば、尚更です。

 それができない、そういうことをしてでも、多数派に媚びた目先の安易な笑いを取ってしまう日本のお笑いは、確かにオワコンだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    Favorite Item List

  • 溺れるナイフ (Blu-ray & DVD)

    溺れるナイフ スタンダード・エディション [DVD]

    めまぐるしく変わるシーンとBGMの妙によって、一瞬たりとも目を離させない密度を持った映画。揺れ動く思春期の少女の感情を見事に描く、山戸結希監督の圧倒的な才能に驚かされます。

  • Xbox One S 500GB (Minecraft 同梱版)

    Xbox One S 500GB Minecraft 同梱版 (ZQ9-00068)

    Microsoftのスタイリッシュな次世代機。小型軽量化して4K/HDR映像とUHD BD(4k Blu-ray)に対応。BDプレーヤーとして1台持っておいても損はない。より高性能なゲーム機が欲しいならXbox One Xも。
    レビュー記事

  • Apple AirPods

    Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A

    Appleの左右分離型ワイヤレスイヤホン。コードから自由になる解放感、バッテリーの持ちも良好、完全ワイヤレスイヤホンの決定版。Android・Windows・iOSを問わず、一度ペアリングすればどのデバイスともスムーズに切り替えできる、Appleらしからぬ懐の広さも魅力。レビュー記事

  • ドンキーコング トロピカルフリーズ

    ドンキーコング トロピカルフリーズ - Switch

    ディクシーコングと『スーパードンキーコング2』の作曲者・David Wiseが復活し、ビジュアル・サウンドの両面でレア社時代の空気感を更に強く受け継いだ、2Dアクションとゲーム音楽の最高峰。テンポの良い高難度2DアクションはNintendo Switchとの相性も抜群。

  • Nintendo Switch (Splatoon2セット)

    Nintendo Switch スプラトゥーン2セット 【Amazon.co.jp限定】オリジナルスマホ壁紙 配信 ・Nintendo Switch Online 「個人プラン3か月(90日間)」利用券付き

    カタチを変えて、どこへでも。軽快に立ち上がって、自宅でも旅行先でもファミレスでもSplatoonが遊べる嬉しさ。

  • 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

    青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)

    『さくら荘のペットな彼女』『Just Because!』の鴨志田一さんの傑作ラノベ。学校社会の独特な空気感と、そこに縛られた人々の心理を驚くほど見事に描いています。
    ヒロインたちも全員可愛く、毎巻あっという間に読み終えさせられます。アニメ化も決定し、作品も新展開に突入して今後がますます楽しみなシリーズ。

  • Surface Pro

    マイクロソフト Surface Pro [サーフェス プロ ノートパソコン] Office H&B搭載 12.3型 Core i5/256GB/8GB FJX-00014

    タブレットにもノートPCにもなる最強ガジェットの最新モデルにして完成形。「これさえあれば何もいらない」のコピー通り。値段も高いですが満足感も非常に高い。
    レビュー記事

  • Kindle Paperwhite

    Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

    何冊も持ち運べて、いつでも読み返せる。片手で読書ができる。使うまではピンと来ないけれど、一度使い始めると手放せない。

  • image (Maison book girl)

    image 【初回限定盤】

    ニューエイジ・ポップ・ユニットMaison book girlのメジャーフルアルバム。変拍子詰め合わせでありながら全く違和感を挟ませない心地良さ。アイドルソングの枠を超えて、現代音楽の最先端を突き進む1枚。

  • BOOTLEG

    【早期購入特典あり】BOOTLEG(ブート盤 初回限定)(CD+12inchアナログ盤ジャケット、アートイラスト、ポスター、ダミーレコード)(フィルムシート付)

    米津玄師さん待望の4thアルバム。『LOSER』『ピースサイン』などのシングル曲から『砂の惑星』カバーまで。

  • Splatoon 2 (スプラトゥーン2)

    Splatoon 2 (スプラトゥーン2)

    ゲームの新たな可能性を提示した、2010年代最高傑作の続編。面白いに決まっているし、Switchごと買わない理由もない。