ひとりごと access_time2017.03.09 23:59 update

オープン病

 Nintendo Switch発売から1週間。

 現在の我が家のSwitchのプレイ状況はというと、

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 おかしい。ローンチ一週間で3本もゲームソフト買ったの初めてだぞ……。

 ボンバーマンRは発売日に購入。1-2-Switchも元々買うつもりだったので翌日にはDL。

 しかし各所で絶賛されているゼルダをやりたい欲が私……というより私の弟に湧き上がり、ついに購入してしまったのです。

 これ、例えば『マリカ8DX』とか『Splatoon2』みたいなキラーソフトがローンチで出てたら、たぶん他のソフト買ってないんですよね。ボンバーマンは買ってたと思うけど。

 1本だけで延々遊べる決定版みたいなタイトルがなかったことが逆にたくさんソフト買うモチベーションになってて、任天堂の戦略にまんまと嵌められた感が……。

 いや、多くの人にとってはゼルダがその決定版みたいなタイトルだったのでしょうが。

 

 とはいえ私自身はゼルダもオープンワールドもジャイロ操作のない3Dゲームもとっても苦手なので、とりあえず弟のプレイを眺めています。弟は去年秋くらいに積んでた『時のオカリナ3D』を今さらクリアして、今さら「なにこの神ゲー」みたいなこと言ってたので、割とちょうどいいタイミングでした。新作。

 しかし観てるだけでも楽しいですねゼルダ。十分満足しています。

 ゼルダもオープンワールドもろくにやったことがないので何がどう凄いかは語れないのですが、なんかもう何もかも凄い。謎解きも攻略もアクションも、全て自由。

 一人用RPGって、どんなに「自由度の高さ」を強調したところで結局ロールプレイングの域を超えないというか、制作者の意図をこちらが想像して汲み取らないと進めなかったりするものなのですが、

 (例えばポケモンで特定イベントをクリアするまで道路が無駄に通行止めになっていて街から出られない、とか)

 このゼルダはそれが割とゼロに近いというか、本当にゲームであること、作り物の世界であることをほとんど感じさせない状態になっていて、RPGもこの領域に来たんだなあ……という感覚です。いや、私が触れてなかっただけで、海外のオープンワールドRPGはとっくにこんな感じだったのかもしれませんが。

 

 でも、ゼルダBotW、凄すぎる。各所で絶賛されているのも納得できて、まさしくゲームの新たな時代を切り開くものかもしれない、どころか、

 なんか、こう、「今後のRPG系のゲームは最終的に全部ああなるのかな」って思わせるパワーがあるんですよ。

 この感覚、どこかで聞いたことがあるなあと思ったら、MOTHER3の開発中止座談会での岩田さんや糸井さんの話だったりして。

岩田:
ずっとね、ゲームでできる表現はここまで、って
制約を受けてましたから
そこから解き放たれた瞬間の
作り手の欲望の広がりかたっていうのは
まさにビッグバンだったんですよね。
それはみんなそうだったし
現実に宮本さんが、今にして考えれば短い時間で
『スーパーマリオ64』っていうゲームを
作り上げた過程を見ていた。
そこは宮本さんだからできた部分が
たくさんあるんだけれど、
あのときは、みんな病気にかかったんですよ。
3Dは、自分たちの抱えているいろんな問題を
解決してくれる答えだ、ってことに対して。
それは自分自身、3D病にかかったことを
否定できないし、任天堂はどちらかいうと
プリレンダームービー型のものを
否定していたほうだと思いますけれど、
であっても、
3Dで迫力ある演出みたいなことは、
なんら業界全体かわらず、
みんなと一緒に病気にかかっていた。

『MOTHER 3』の開発が中止になったことについての糸井重里・岩田聡・宮本茂の座談会 その4

 

宮本:
そこを、上手に製品らしく作ることが
MOTHERじゃなくて、
もうちょっと雑な作りでもいいから・・・・

岩田:
だから、糸井さんにしか書けないものが
いっぱい詰まっているものが
MOTHERだってことを、
もっとわかっていれば……
今はそう言えるんですけどね。
そういうふうに割り切って、
その中で最高のそういうものを作るには
どういうふうにまとめたらいいのか、
っていうアイディアはなくて、
やっぱり病気にかかっていたんですよ。

宮本:
『MOTHER 2』のときに、
『MOTHER』の方がよかった、
って言った人たちの意見を
もっと聞くべきやったのかもしれないって
思いますよね(笑)。

糸井:
いやあー(笑)。
聞いてても、『マリオ64』で遊んだ後で、
言えなかったな(笑)。

岩田:
言えなかった。
やっぱり、「これからのゲームが全部ああなる」
ってあのときに正直に思いましたから、
僕らがそういうふうに思うくらいだから
世の中にインパクトがあるわけですよね。

糸井:
(笑)そうです。

『MOTHER 3』の開発が中止になったことについての糸井重里・岩田聡・宮本茂の座談会 その8

 

 もちろん、ここまで成熟しきったゲーム業界が一挙にオープンワールドに流れ込むとは思ってないし、私自身、全てのゲームがオープンワールドになったからって面白くなるわけじゃないことは頭では理解してるんですけど、

 それでも、あのゼルダを見ちゃうと……この、広大なマップをシームレスに移動して、あらゆる場所に仕掛けが用意されている世界観を、『モンハン』でやったらどうなるんだろう、『ポケモン』でやったらどうなるんだろう、こんな無限の解法のあるダンジョンをサンムーンのポケモンライドと組み合わせたら最高だろうな、とか、もう夢が広がりまくるじゃないですか。

 64時代に、いわゆる「3D病」にかかったゲーム開発者の人たちってきっとこういう感覚だったんだろうなあと思わずにはいられませんでした。

 

 まーでも楽しそうですね。最初から何でもできるっていうのが凄い。

 少しずつやれることが増えていくレベルデザインが悪いわけではないけど、こういうのもそれはそれでアリだなーって思いました。水を凍らせて足場を作るのとか、だって、最初から川でも海でも渡り放題ってことじゃないですか。先進的すぎる……。

 

 

 こんだけ褒めておきつつもゼルダやってない私は、今必死にボンバーマンRのレビューを書いています。

 そのレビューが書き終わらないからこういうどうでもいい記事でお茶を濁しているんですよ。許してください。

 現在8500字くらいですが、なんだかしっくり来てないのでもうちょっとブラッシュアップさせるつもりです。今週末までには……。

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