Our Story's Diary

こころを動かされたものと、動いたこころのこと

一夜明け超過

文化祭の疲れで日曜はぐっすり眠りました。 最近は土日も文化祭準備だったり模試だったり出かける用事だったりで、まとまって寝ることがほとんどなかったので、疲れも溜まりきっており、 とても幸せに起きられました。12時間以上寝て後悔がないのが久しぶりすぎて……。 ——————————– 昨日は生まれて初めて、打ち上げなるものに行きまして。 文化祭に対して積極的に関わったのが3年間で初めてだったので、打ち上げ、一度くらい体験してみないと損かな、と思い。 文化祭終わった後の教室の雰囲気みて行くのやめようかと思いましたが、何とか行きました。 そして、打ち上げを経験しての感想なのですが、 「本当に不本意ながら、楽しかったので、次は行かない」。 ここまで日本語として不自然な感想もないのだけど、そんな感じです。 レストランの一室貸しきって、他に普通の客もいるのに馬鹿騒ぎして、終わった後の公園で鬼ごっこやら陣取りやら遊んで、警察に目をつけられてそそくさと解散して、 という満場一致でDQN丸出しなノリ、きっと私が普通の客側だったら文句言いにいったかもしれない屑なイベントに対して、 しかし、実際陣取りとかやってる時の自分は楽しんでたので、 私はそういう私になりたくないのでもう行かない。と思います。 ——————————– 今回の文化祭で、準備に割と尽力して、当日を迎え、みんなで成功に漕ぎ着いて、打ち上げで盛り上がって、 という一連の流れは、まあ間違いなく、普通の高校生のあるべき姿だし、 ああ、みんな、こういう風に3年間楽しんできたんだね、と、思いました。 その一方で、当然ながら部活も入っておらず、そこそこ仲の良い内進や軽音部もクラスにはいない、そしてコミュ障な性格、という状態では、そういう楽しそうな会話を、眺めている時間の方が長いわけです。 で、文化祭の間ずっと、「みんな、高校生なんだね…」という、遠い目をしていたわけです。 そういう人間関係のポジションを選択したのは間違いなく私です。 高1の時の私は部活や打ち上げなんて何の意味もない無駄なものだと確信していたから部活にも打ち上げにも行かなかったし、そうしなければよかったみたいな気持ちはありません。 なのですが、そういうものを楽しめる私に、もしなっていたなら、この3年間はどうなっていたのだろう、と考えるわけです。 誰と誰が付き合ってるだとか、いじり役といじられ役みたいな関係性とか、いじられ役に無茶なネタフリして笑い者にしたりとか、部活仲間の独特の連帯感とか、 そういうの、みんなすごい楽しそうにやってるけど、私としては超どうでもいいというかぶっちゃけ名前も覚えてない人の方が多かったりするんで、 でも中学の時はそういうのやってたから、それが楽しいことも知ってるんで、 みんな、楽しそうでいいね、という傍観者になってしまうわけです。一歩引いた目というか。 あ、みんな、高校でもそういうのやってるのね。と。 去年の政党をつくろう授業で、同じ班にアニメとか知ってる人が集まってて、そういう話をクラスメートとする楽しさを久々に感じたわけですが、 そんなことをもっと広い範囲で当たり前にやってる人たちを見ると、 私は何だかすごく勿体ない高校生活を送ったような気になるのです。 それを感じて中夜祭や打ち上げに参加してみたのですが、まあ、手遅れとかいうとストレートに負け組って感じですけど、合わないものは合わないなあ、と。 でも、頑張って合うような自分にしなかったのはやっぱり私なんで、何なのだろうなあ、と。 ——————————– 去年の終わりに『さくら荘のペットな彼女』に出会い、それを読んだわけですが、 ラノベとかアニメってたいてい中高、特に高校が舞台なわけで、 自分はラノベみたいな経験を一生できないことが確定したことにふと気づかされると、何となく寂しくもなります。 何だか言いたいことがまとまってない…と自分でも思います。 ——————————– 文化祭を経て、自分が今まで否定してきたことは本当に否定していいものなのか、わからなくなってきた、というところです。 部活の糞みたいな馴れ合いも、クラスの超寒い内輪ノリも、擁護しようもないクズのやることだと思っていたし、今もそう思う気持ちもあります。 しかし、そういうことをずっと愚痴り合っていたと思う軽音部の人たちも、中夜祭でああいう方向に辿り着いてしまったし、 そんなことを言っている私は、とうとう打ち上げという超DQNイベントに屈してしまったわけです。 考えてみれば、世間的に最もハードな高校生活をしたと見られるのは、きっと運動部の人たちだと思うのだけど、 野球部もサッカー部もラグビー部も、高校卒業後、もしくは大学のサークルとか終わったら、もう二度とスポーツやらないし、「ボール?ああ、そんな友達もいたね…」的な人が大多数だと思います。 軽音部にしたって、大学入ってから再開すると言ってる人も結構いるけど、その半分くらいは結局再開とかしないと思います。雑感ですけど。 だとすれば、高校の部活の意味が何かと言えば、自己満足以外の何物でもない。 「自己」の定義が個人よりもう少し広いのかもしれないけど。 じゃあ、文化祭は?球技大会は?合唱祭は?打ち上げは? 休み時間は?放課後は?友達は?恋愛は? 授業以外のあらゆるものは? ……私は。 そういうものに価値を見出だせなかったので、ネットでなんか作って発表したりとか、そういうことの方が価値があると思ってやってきたわけですが、 振り返ってみれば、数えるほどのものしか作れず、結局だらけてしまっていた自分もいるし、 じゃあ、きっと何も有形で残らない、野球部やラグビー部の3年間に比べて、自分の3年間を通して残った有形のものって、どうなの、と。 ——————————– つまり、他人に迷惑をかけること、他人の到底楽しめないものをすることは、本当に悪なのか、ということで。 例えば個人情報駄々漏れの部活HPもそうだし、遠足の打ち上げとかいう意味不明なイベントもそうだし、 私はそれをずっとdisってきたはずなのです。そして、そのようにした自分の意見に、間違いがあった、とは全く思っていないのです。 ただ、間違ったことをし続け、周りに迷惑と不快感を与え続け、そして自分達が間違っていることも気づかないまま、3年間を終える大多数の人たちは、 きっととても満たされた3年間を送ったであろうことが、その立場を経験してみてよくわかったのです。 そして、それは間違いだから、と理性的に否定して関わらなかった私の3年間は、少なくともそういった人たちよりは楽しくなかったと思われることもわかるのです。 ——————————– そんなことを考えながら参加した文化祭と打ち上げでした。 何なんだろうね、あの、疎外感とも違う、第三者目線。 外装手伝いながら、実際作業もやってるのに周りを見てふと「みんな楽しそうにやってるなー」っていうあの感覚は本当に独特だと思いました。 打ち上げでも、楽しいと思ってもすぐ冷めるんですよね。全員で声揃えて何かいう瞬間に「この声、隣の部屋の客に聞こえて不快だろうな…」と気づいて口パク、とか。 だから、まぁ次は打ち上げも行かないと思います。あるのか知らないけど。 大学行くことができたら、もうちょっと別の選択をしよう。とは思いましたね、とりあえず。 どっちつかずな高校生だった感はありますから。もっと別方向にでも振り切れていればまた変わった印象で終えられたと思うし。 それに、3年間なにもしていなかったというわけでは決してないんで、そこは心の支えにしたいです。 そう。別にメドレーやボカロを後悔してるわけじゃないのですよ。満足できるところに行けなかったな、と振り返って思うだけで。 直近の過去の自分に満足する自分になれる日が、いつか来るといいですね。 今のところ私はそんな私に出会えた覚えはないですが……いつか、きっと。

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