Our Story's Diary

こころを動かされたものと、動いたこころのこと

生存戦略、しましょうか

 ピングドラム最終回、4回目を観つつ更新。    感想については若干のネタバレを含みます。若干にしますが。記事の続きからどうぞ。      他のことを何も考えられないくらいに感動しました。まどマギ最終回の衝撃も凄かったけど、今回はその数億倍凄かった。      で、感想を続きに回すと何も書くことがないです。    あー、ピンドラの小説を借りたい方はぜひ!  本当におすすめなので!!      ではではー。    本当にこれだけしかない。そのくらいの衝撃。              <<記事の続き>> ※ネタバレ注意。        私はこういう類の感想とか苦手なので、あんまり期待しないでくださいね。      このアニメは、私の生涯で最高のアニメだと言い切れるくらいに、完璧な終わり方で、完璧な作品でした。    最終話、30分、完全に引き込まれました。気づいたら30分経ってた。    圧倒された。      演出、セリフ、BGM、どこを取っても寸分の狂いもなく完璧に作り込まれてて、終わったあとの満足感も感動も最大でした。    幾原監督にお礼を言いたいです。ここまで感じたアニメは初めて。        ここからはもう少し踏み込んだ話をしますね。    23話を観た翌日に最終24話を観たのですが、その1日で考えてたのは、「HHの訪問に意味はあったのか?」ということ。  もしあのシーンを回収したら、この作品を神認定しよう、とさえ思ってました。    で、最終話。    驚くほど完璧な伏線回収w    びっくりしました。      ウテナ世代の言っていた、幾原監督の作品はすべての描写に意味がある、って。それを見せつけられました。        で、最終回観終わった後で、2chのまとめブログや考察wikiも見ました。そして、更なる衝撃。  無駄なシーンなんて一つもなくて、1話から伏線張りまくりだし、違和感を覚える部分は全て意味があって、それを見事に回収してくる。それでいて結末は全然読めない。  今思い出すと確かに暗示や伏線が山ほど…。      この人の作品をまた観たいと心から思いました。      お金があればブルーレイ買いたかったレベル。とりあえずサントラ出たら絶対に買う!            終わり方も、私の中では十分に納得できるものでした。    こういう話って、大抵、キャラによっては幸せになれなかったり、何らかの存在が失われたりするじゃないですか。  まどマギはさやかちゃん筆頭に本当にみんなのベストエンドだったか怪しいし(ハッピーエンドアニメじゃないからあれはあれで納得だけど)。    あとは、ハルヒ消失の改変後長門、シュタゲのクリス、とか。    もちろんそれらの作品が嫌いでは決してないんだけど。なんだか納得できないというかなんというか。        やっぱり、「主人公にとってのベスト」になってる気がして。    それがセカイ系というものなのかもしれないけど、主人公だけに選択権がある、という感じにモニョるというか…。        ……だったのですが、ピンドラは、  全キャラがちゃんと幸せになったんじゃないかと思うのです。    それぞれが自らの運命を選択して、みんなが幸せになれた、という感じがして、その点で、世界改変ENDによくある、    「改変前の方がよかったんじゃないの」という感情が全く残らなかった。      だからこそ、観終わったあと、ただただ晴れ晴れとした満足感、綺麗な溜め息だけが残り、ここまでの感動を受けたんだと思ってます。      観終わった後の抑えきれない興奮、自分が燃え尽きたかのような感覚、叫びだしたくなる衝動。    私はこういう感動とか全然しない人間なのですが、それでも胸がいっぱいになりました。あと一息で泣きそうなくらいには……。            で、考察wikiを読んでいて、  もう1つ、もしかしたら私の中では最後にして最大の衝撃と言える内容を見つけてしまいました。        http://www48.atwiki.jp/penguindrum/pages/41.html  幾原監督のBD1巻のインタビューより。「カルト教団」についての話を引用します。        
例えばね、他人に構わず正しいことを言う人って、いつの時代もいるでしょう。 そういう人は必ず失敗すると思うんです。 今回意識したのは、やはり「正しいことを言う人」です。 正しいことを言って、失敗していく人。 普通の人は揺らぎの幅みたいなのがあって、そこがセーフティーとして機能する。 正しさを認識していても、恐ろしい現実を見てみぬ振りして生きていける。 だけど、なかには絶対に見てみぬ振りが出来なくて、正しいことしか受け入れない人がいる。 彼らは傷付いて、上手くやれないことが多い。いや、まず上手く生きられない。 僕はその人たちのことを単純に否定したくないんです。 彼らのことを、メディアは良く言わないでしょう。 「曖昧に出来ず、正しく生きようとした人だ」とは言わない。 むしろ狂人と呼ぶよね。 自分を騙せず極論に言ってしまう人…、今回はそこも否定せずに描きたいと思う。 この社会にはいろんな矛盾や理不尽な話がいっぱいある。 そのなかで傷つきながら、最小のコミュニティの中でかばいあう。 たとえそのコミュニティが罪の場所だとしても、他の場所で生きるという選択肢がは彼らにはなかった。 世間では、おそろしい毒壺であっても、彼らにとっては、記憶の故郷であるという…。 その不幸と極限の感情を描きたい。
         実はですね。    これ、ピンドラとは全く関係なく、私が少し前から、強く思っていたことなんです。        間違ったことを、自分には関係ないから、という理由だけで、間違ったままにしておく、そんな人間には、なりたくない。      確か非公開のTwitterでだいぶ前につぶやいたと思います。ブログに書いたかどうかはちょっと曖昧です。          将来の夢、というほど明確なものではなく、あくまでぼんやりとした理想ではありますが。    私が実現したいこと、私がなりたいもの、それを明確に表す言葉の1つが、それだなあ、と。        直接自分に関係なくて、たとえ間違ったままであっても自分に何ら悪影響を与えない、そんなものであったことだとしても、    やっぱりそれを正したいし、見過ごしたくない。      誰かが傷ついている、誰かが得をしている。そんなのをやはり許せない。見て見ぬふりはしたくない。        あまりにスケールの小さな話をすれば。放送部とか、教祖様とか、そのへんであったり。    大きな話をすれば、原発利権とか、政治家とか。        そんなことを考えながら、でもやっぱり変えられなくて、ブログに愚痴っている私は、何と醜く、ちっぽけで、くだらない、恥ずべき存在なのだろうか。本当に。        などという考え方を強く感じていたら、それがwikiにまんま載ってるどころか、「カルト教団の考え方」として示されてるっていうwwwww          しかし、そう考えると、ますますピングフォースの考え方に同調できるような気がして。    地下鉄爆破は間違った行動だったのか。とさえ感じてしまいます。        こどもブロイラーなんていう社会の仕組みは許せて、爆破事件は許せない。    それって凄い矛盾なんじゃないの、とか。          実際、高倉夫妻は決して悪人に描かれていたわけではなくて、優しい両親というイメージすらあるんですよね。。。        何が正しくて、何が間違ってるかなんて、誰にも決められない。    ただ、より多くの人が利益を得る、そうなってるのが今いる世界なのかなあ。      それでも、一部の人が不利益を得る、または、一部の人が莫大な利益を得る。そういう構造はやはり歪んでるのだと思う。      サイレントマジョリティが静かである範囲で、そこから外れた少数を少数が、または多数が叩く。    それをいじめだとか何だとかで、社会としては間違ったもののように教えているけど、  世界には、いじめとしか言えない構図が溢れてるよね。      どうなんだろう。    別に私がテロを起こすとかそういう話では決してないけどもwwww          とにかく何が言いたいかっていうと、輪るピングドラムは本当に大好きな作品で、おそらく私の人生の中で最も感動しました。    少なくとも卒業式の数亥倍・・・いやごめん0に何をかけても∞にはならなかったわ。          君の愛も、僕の罰も、全て分け合うんだ。            きっと、何者にもなれない私だけど。    何かできることがあればいいなって。          そんなことを考える最終回でした。        無駄に長くなるし、言いたいことまとまらないし、そのくせ12時とかぶっちぎっちゃってごめんなさい!w          こんなに長く書いたのは久しぶりだと思う。    感想苦手な私ですらこのくらい書いてしまう程度に、衝撃的で、衝動に駆られる作品でした。        もうすでに最終回7~8回は観てる。それでも飽きない。ラストシーンの感動が半端ない。            そういえば、2012年は東日本大震災の年だったわけだけど。        地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災のあった1995年って、ちょうど、私の生まれた年なんだよね・・・。        やっぱり、運命って、あるんだと思う。

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